<「2」の使い方について>
まず、このアニメーションを見て下さい。そして前回やった「3・6・0」のアニメーションと見比べて下さい。よく似ていますが、若干違うことがわかりますか?
赤と緑のボールを「3・6・0」より低く投げていて、それらのボールをキャッチした後にボールを持ったまま投げない時間がありますよね?
このパターンの投げのテンポを紙に書き、矢印でつなぐとこうなります。
全く「3・6・0」と同じです。すなわち、「6」を投げるときだけボールを持つ時間が長い、変則的な「3・6・0」であると言えます。
しかし、このパターンを変則的でないパターンとして表すこともできます。「サイトスワップと軌道」の回で、「2」はとても低い軌道で自分の手に投げるので「投げずに持ったままにする」ことを表すことがあると解説しましたが、これを使います。すなわち、赤と緑のボールをキャッチした後は、いったん小さく「2」を投げてから上に投げていることにするのです。
上の図の×のところに「2」という「投げ」が入りますので、カスケードと同じテンポになります。矢印でつなぐとこうなります。
「6」は「4」と「2」に分かれ、サイトスワップは「3・4・2」となります。
次に投げる番の手がボールを持ったまま何もしてなかったら「2」、何も持っていなかったら「0」を使いましょう。
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