▼ 13.シンクロは万能記述法?

実は、通常のサイトスワップは全てシンクロパターンで表すことができます。例えばカスケードはご存知の通りこのような図で表せますが、

次のように架空の投げを補う事でシンクロパターンとして考える事もできます。

3ボールカスケードは(0サイクル,3サイクルx)(3サイクルx,0サイクル)というパターンとしても書けるわけです。

ただし、もう一通りこのようにも書けます。

カスケードでは片方の手がボールを投げるとき、もう片方の手はボールを握っているので、握ったまま投げない動作を表す「1サイクル」を投げてから「2サイクルx」を投げていると考えて(1サイクル,2サイクルx)(2サイクルx,1サイクル)と表してみました。

同様にすれば全てのサイトスワップはシンクロパターンで書けます。

よって、技の途中で通常のパターンからシンクロに移行するようなものもシンクロパターンを使えば表せるわけです。(例:4ボールファウンテン→シンクロファウンテン

シンプルに表したければ通常のサイトスワップ、シンクロと混ざったパターンを表したければシンクロパターン、というように目的に応じて2つの表し方を使い分けましょう。

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