▼ 12.ジャグリング可能性の判定

サイトスワップは非常にたくさんありますが、適当に並べた数字が全てジャグリング可能なわけではありません。例えば、Tea Breakの頁にある「4・3・1」はマルチプレックスパターンではないのに一つの手に同時に2個のボールが来てしまい、ジャグリングできません。

ある数字の列がジャグリング可能かどうかは図を描けばわかります。それぞれの「投げ」から矢印を引いて「投げ」を全てつなげて下さい。もし、一つの「投げ」に2本以上の矢印が入る場所があればジャグリングできません。(マルチプレックスパターンの場合は、持つべき個数より多くの矢印が入る場所があるとジャグリング不可)

 ジャグリング不可能な例

ジャグリング可能かどうかを図を描かずに判別する方法もあります。

まずこのような表を描きます。(「5・3・1」の例)

5
3
1
 
 
 

まず左端の「5」に着目します。「5」の列から5つ右へ移動した列の空欄に×印をいれます。ただし、2つ移動したところで右端にぶつかってしまうので、その次は左端に移動してください。5つ移動すると「1」の列になります。

5
3
1
 
 
×

次に2列目の「3」に着目します。「3」の列から3つ右へ移動した列の空欄に×印を入れます。「3」の列に印が入りました。

5
3
1
 
×
×

最後に3列目の「1」に着目します。「1」の列から1つ右へ移動した列の空欄に印を入れます。「5」の列に印が入りました。

5
3
1
×
×
×

×印が全ての空欄に一個ずつ入りました。この場合、この「5・3・1」はジャグリング可能であることになります。もし、ジャグリング不可能な場合、×印が2つ以上入る場所がでてきます。

ジャグリング不可能な例
4
3
1
×
××
 

この方法は、要は図を描いて矢印をつなげることと同じことを表でやっているだけです。

シンクロパターンの場合は行を増やします。例えば(2サイクル,2サイクル)(2サイクルx,2サイクルx)というパターンなら

2
2x
 
 
2
2x
 
 
(「サイクル」は省略しています)

こう描き、「2サイクル」なら2列右へ進んだ同じ高さの空欄に×印を入れ、「2サイクルx」なら2列右へ進んだ違う高さの空欄に×印を入れます。全ての空欄に一つずつ×印がつけばジャグリング可能です。

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