▼ 10.シンクロパターンの作り方

シンクロパターンもシンクロファウンテンなどの基本パターンの矢印の先をつなぎかえることで新しいパターンを作れますが、ここでは少し違った面白い方法を紹介します。

「全てのシンクロパターンは、通常のパターンの片手の動きを半テンポずらしたものとして表せる」ことを利用します。

このことは次の図を見ればわかります。(1サイクル,2サイクルx)(2サイクルx,1サイクル)、または(2,4x)(4x,2)と表される3ボールのパターンです。

このパターンの左手の動きを半テンポ後ろにずらしますと、

それぞれ矢印の先までの「投げ」の数が変わるのでサイトスワップが変わります。「5・2・2・3」というパターンが現れました。逆に言えば、「5・2・2・3」の左手の動きを半テンポ前に動かすと(1サイクル,2サイクルx)(2サイクルx,1サイクル)というパターンになるということです。

よって、元となる通常のサイトスワップを作れれば、後はそれをずらしてシンクロパターンができます。通常のサイトスワップは前回やった方法で作れますので、この方法を組み合わせれば全てのシンクロパターンが作れます。

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